

キャッシュレス化が進んでいることは、多くの方が生活の中で実感しているのではないでしょうか。
昨今はキャッシュレス専用のサービスが増えており、現金のみの生活では様々なシーンで選択肢が狭くなってしまいます。
現金派の人はクレジットカードのような後払い方式を嫌う傾向が強いですが、その場合は交通系ICカードやQRコード決済など、事前チャージ方式のキャッシュレス決済がおすすめです。
しかし、事前チャージした分を使い切れず、残高を放置してしまうケースも多く見られるので注意してください。
支払い方法の全体像と賢い選び方をまとめました。
| 支払い時期 | 分割払い | 還元率 | 利用上限 | 手数料 | 審査基準 | 信用情報への影響 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 現金 | 即時 | 不可 |
なし |
なし |
なし |
なし | なし |
| クレジットカード | 後払い | 可(分割orリボ) | 0.5~2.0% | 30~200万円以下 |
カードによる |
安定した収入 |
あり |
| 電子マネー | 事前チャージ | 不可 | なし~0.5% | 2~3万円程度 | なし | なし | なし |
| QRコード決済 |
事前チャージ |
可 | 0.5%程度(現金チャージの場合) | 10~200万円 | なし | なし | なし |
| 後払い(BNPL) | 後払い | 可(分割) | 原則0% | 3~10万円程度 | なし | 購入毎の簡易審査 | サービスによる |
| デビットカード | 即時 | 不可 | 0.3~1.5% | 1日50~100万円 | なし | なし | なし |
| プリペイドカード | 事前チャージ | 不可 | 原則0% | 30~100万円 | なし | なし | なし |
| コンビニ払い | 後払い | 不可 | 0% | 原則1件あたり30万円 | 110~550円 | 過去の利用履歴 | あり |
| キャリア決済 | 後払い | 不可 | 0.5~1.0% | 3~10万円 | なし | 自社データ | なし |
各種支払い方法は、サービスと契約内容によって利用条件が異なります。
手数料や審査基準、未払い時のリスクなどを事前にしっかり確認しておきましょう。
昨今はポイント還元や手続きの簡単さを理由に、キャッシュレス決済の比率を高める方が増えています。
一方で、未だに現金でしか払えないサービスも多いのが現状です。
また、一部では現金限定のポイントカードなど、現金を使った方がお得なサービスもあります。
一方でキャッシュレス専用のサービスも増えており、現金のみだと生活の幅が狭くなるため注意が必要です。
高速道路のETC専用料金所が増加中。
ETCカード必須。
フードフェス等でキャッシュレス限定出店が増加。
スーパー等の小売店でも
キャッシュレス専用レジが普及。
公共交通機関を利用する場合は
交通系ICカードがマスト。
支払い方法は最低でも3種類以上を使い分けるのが当たり前の時代です。
普段使いするかは別にして、支払い方法の選択肢を豊富にもっていると、いざという時に役立ちます。
クレジットカードやQRコード決済の多くは、200円ごとにポイントが貯まる仕組みです。
コンビニなどで少額の支払いを繰り返す場合、端数によってはポイントを効率良く貯められません。
そこでおすすめのテクニックが、モバイル版交通系ICカードの活用です。
モバイル版交通系ICカードの多くは、手数料無料でクレジットカードからチャージできます。
少額の決済は交通系ICカードを活用し、200円刻みの金額(ポイント付与単位)でチャージすれば、無駄なくポイントを貯めることが可能です。
クレジットカードで延滞した場合は通常の利息とは別に、年利18%前後の遅延損害金が発生します。
また、金融機関がユーザー情報を共有する信用情報に遅延履歴が掲載され、一般的に遅延金を完済してから5年間は各種審査に通りにくくなります。
返済遅延を起こさなくても、1回払いでは対処できずに分割残高が膨らんでしまい、借金地獄に陥るケースが多いので注意してください。
リボ払いで月々の支払い金額を少なくできるクレジットカードが増えています。
月々の負担は抑えられますが、分割期間が長くなるほど利息の負担が大きくなります。
年利10%台の金利であっても、最低限の支払いしかしないと元本が減るスピードが遅く、総支払額が大きく膨らんでしまいます。
クレジットカードなどの後払いは、計画的に活用することが大切です。
信用情報機関が管理する範囲
信用情報機関は一般的にクレジットカードや各種ローンなど、後払い決済の利用歴を管理しています。現金払いや事前チャージ式のプリペイドカードなどは、信用情報と無縁です。
信用情報に載る支払い方法で遅延した場合、車やマイホームの購入をはじめ、賃貸住宅を契約する際の保証審査でも不利になるため注意してください。
信用情報に載らない後払いとその落とし穴
後払いでも信用情報に載らない支払い方法があります。PaidyなどBNPLと呼ばれる後払いサービスと、キャリア決済が代表的な事例です。
昨今はBNPLも後払いサービス利用時は、信用情報を活用する所が増えています。キャリア決済の場合は、長期遅延をすると半永久的にそのキャリアで契約できなくなる場合があります。
信用情報は掲載期間が決まっていますが、信用情報を活用しない後払い決済も、遅延時には相応のリスクがあることを覚えておきましょう。
当サイトでは、支払い方法を9個のカテゴリーに分けて紹介しています。
キャッシュレス決済は、同じカテゴリーでもサービスによって利用条件が大きく変わってきます。
クレジットカードや電子マネーなどは、複数のサービスを併用するのが一般的です。
支払い方法の選択肢は多岐にわたりますが、無理に広げると管理が大変になります。
全ての支払い方法を活用する必要はありませんが、仕組みを知っておくことはとても大切です。
キャッシュレス化が進むなど時代が変化しており、支払い方法の最適な選択や使い分けのコツも変化しています。
まずは仕組みを知ることから始めて、生活の中で不便や無駄を感じることがあれば、随時見直していくとよいでしょう。